新棟用ネットワーク構築

お客様の要望・課題

  • キャンパス内への新棟建設に伴い新棟用のネットワークを構築し、基幹キャンパスネットワークへ接続させたい。
  • 基幹ネットワーク内には既存アクセスポイント用無線コントローラが設置されており新棟用アクセスポイントもこのコントローラで管理したい。
  • IEEE802.1xで使用する認証サーバは既存システム内のものと連携する。

 

 

 

提案・構築システム

 

 

当案件において弊社は構築以降のフェイズを担当した。
全体の構成は基幹ネットワークと接続する新棟コアスイッチを中心とするスター型トポロジ。

新棟コスイッチについてはStack機能 及び MEC(Multi-chassis Ether Channel)で二重化する事で運用負荷の軽減と耐障害性を向上させている。

各フロアには有線端末や各種システムが接続される有線用スイッチと、主に無線アクセスポイントが接続されるPoEスイッチを配置しこれらをStack機能で1つのユニットとして管理する事で運用負荷の軽減とUplinkの削減によるコストダウンにも繋がった。

無線アクセスポイントはIEEE802.11ax(Wi-Fi6)に対応。基幹キャンパスネットワーク内に設置された既存無線コントローラに帰属させ、利用者目線で建屋間でギャップが生じない様に大学全体で同じポリシーで運用する。

対応機種

Cisco C9500-16X-E×2台、Catalyst 9120AX×約200台
Apresia NP2100-48T4X/PoE 他×26台
APC SMT1500RMJ2U  等

無線ネットワーク構築設計

お客様の要望・課題

  • 授業への活用を目的とした生徒用無線ネットワークの新規構築
  • インターネット上の特定Webサイトへのアクセス制限
  • 運用面も含めたコストパフォーマンス
  • 将来的に校内全域をカバレッジエリアとする拡張性


提案・構築システム

無線NW構築時に一般的に導入される独立型の無線コントローラは規模を考慮するとオーバースペックかつコストも増す為、ライセンスや筐体としてのコントローラが不要で、APのみで集中管理が可能なHPEのAruba IAP-207を採用。

セキュリティ対策としてAruba APの「時間ベースのSSID制御機能」による無線NW自体の利用制限、またISPが提供するクラウド型仮想UTMサービスを利用する事により、コストを抑えつつ適切なセキュリティを実現。

ネットワークを拡張する中で柔軟な機器選定を可能にするために、今回のフェーズではISPのレンタルルータを採用。

対応機種

HPE Aruba IAP-207
Cisco WS-C2960L-16PS-JP

全体システム更改

お客様の要望・課題

  • システム老朽化及びITインフラ整備
  • 権限に応じたサーバアクセス
  • 営業活動での活用を目的として外出先から社内サーバへアクセスしたい
  • サーバへの電源障害対策


提案・構築システム

【リプレース前】
ITインフラが整っておらず、最低限のルータと端末しか存在していなかった。またファイルサーバと呼べるものがなく個人PC上で情報共有していたが、利便性、セキュリティ面で課題となっていた。

【リプレース後】
NASを置いて社内のデータを一括で管理し、また権限毎にアクセス管理する事でセキュリティを確保した。
社外のPCからVPNゲートウェイとなるルータへVPN接続する事で社外にいながら社内のサーバへアクセスする事ができる様になった。
またUPSを導入し電源障害への耐障害性を向上させた。

対応機種

YAMAHA RTX1210
BUFFALO WAPS-APG600H
IO-DATA HDL-Z2WM2C2
サンケン電気 SMU-EA152-R

校内全域無線LAN整備

お客様の要望・課題

  • 小、中、高、大学院、法人に無線LANを構築したい。
  • AP個別管理ではなく、無線コントローラーを使い、無線環境を一括管理したい。
  • 今後授業にITを取り入れていく際、無線LANを使う事で利便性を上げたい。


提案・構築システム

【導入前】
中高棟、法人棟に数個のAPが有るものの、AP数が少なく電波のカバレッジが狭い。
AP個別に管理している為、設定変更等の運用管理に工数を割く必要があった。

【導入後】
学内全域に無線APを設置。小、中高、大学院、法人、ゲスト等のロールや使い方でSSIDを分けてアクセス先を制限した。
コントローラーで無線環境を一元管理する事で設定の変更が生じた際に必要となる工数が大幅減。また、チャネルや電波強度の状態もコントローラーが自動で管理する。

対応機種

HPE
コントローラー :Aruba 7205×1台
Access Point:AP-305×110台
PoEスイッチ :Aruba 2530 Switchシリーズ×30台

ネットワーク更改

お客様の要望・課題

  • 機器老朽化、EOLに伴うリプレース希望
  • VSS化による機器管理コストを減らしたい
  • 10G化、チャネル化による使用帯域の向上
  • 冗長化による耐障害性の向上
  • 電話利用によるQOS使用
  • 複数機器でのアクセス制御(ACL、NAT)をコアスイッチで一括管理したい
  • 既存サーバー群を新規サーバ用スイッチへ全て移行したい


提案・構築システム

【リプレース前】
既存構成の機器間接続は全て1G、100Mのシングル接続。
サーバーは様々な機器に接続されていた。アクセス制御も複数の機器で行っており、運用コストの削減が課題であった。

【リプレース後】
新構成の機器間接続は全て10G、1Gのchannel接続とし、帯域が向上され可用性、冗長性のある構成となった。
様々な機器に接続されていたサーバーは新規サーバースイッチへ全て移行。複数機器で行っていたアクセス制御もVSS化されたコアスイッチで一括管理する事が可能となり運用コストが大幅に削減された。

対応機種

Cisco
C6807-XL×2台、ISR4331×2台、ISR4351×2台、C891FJ×1台
Catalyst3850シリーズ×4台、Catalyst3650シリーズ×4台、Catalyst2960Xシリーズ×33台